真夏の京都を歩きます。
スタート地点は大覚寺です。
早朝から歩くのですが
もうすでに暑いです。
大覚寺
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大覚寺は弘法大師空海を宗祖と仰ぐ
真言宗大覚寺派の本山です。
正式には旧嵯峨御所大本山大覚寺で、
嵯峨御所とも呼ばれています。
鎌倉時代から南北朝時代まで
この辺りは政治の中心で
門前町として栄えました。
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大覚寺から歩くこと約2キロ、
立派な神社に到着しました。
車折くるまざき神社
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鎌倉時代のお話です。
後嵯峨天皇が乗っておられた牛車が
この神社の前で大きな石にぶつかり
車輪が壊れてしまいました。
それがきっかけで
車折神社と呼ばれるように
なったそうです。
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この車折神社の境内社で有名なのが
こちらの芸能神社です。
![](https://mukaera.com/wp-content/uploads/2022/01/vlcsnap-2022-01-09-00h38m03s698-1024x576.jpg)
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その名の通り芸能に関して
ご利益があると言われ
大勢の有名芸能人が訪れ
玉垣を奉納しています。
玉垣に書かれている名前を
拝見するだけでも楽しいです~!
私河田とくっすんも
テレビの仕事をしているということで…
![新田ディレクター](https://mukaera.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_5014-150x150.jpg)
くっすんさんも芸能人のはしくれですから奉納しましょう。はい、くっすんさんの財布。
![くっすん](https://mukaera.com/wp-content/uploads/2022/01/vlcsnap-2022-01-09-00h41m58s532-2-150x150.jpg)
なんで、僕の財布を!?
![](https://mukaera.com/wp-content/uploads/2022/01/vlcsnap-2022-01-09-00h41m42s828-1024x576.jpg)
新田ディレクターが気を利かして
勝手に財布を持ってきてくれていました。
![新田ディレクター](https://mukaera.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_5014-150x150.jpg)
河田さんもアナウンサーのはしくれですから、はい、財布。
![河田](https://mukaera.com/wp-content/uploads/2022/01/vlcsnap-2022-01-09-00h45m10s601-150x150.jpg)
え~!?いつの間に!?
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私の財布まで!?
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![](https://mukaera.com/wp-content/uploads/2022/01/vlcsnap-2022-01-09-00h45m53s131-1024x576.jpg)
奉納料は13000円で
掲載期間は2年です。
ご利益ありますように!
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渡月橋を渡り
さらに南へ歩きます。
日差しが強く
だんだん気温が上がってきました。
続いてやってきたのは
平日でも大勢の参拝客が
訪れる華厳寺、
通称鈴虫寺です。
境内に入ると遠くから
鈴虫の涼やかな声が聞こえてきます。
鈴虫寺
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「人間は虫のように
無心になって生きていくことが大切」
と約70年前から
鈴虫を飼うようになったのだそうです。
![](https://mukaera.com/wp-content/uploads/2022/01/vlcsnap-2022-01-09-00h49m58s600-1024x576.jpg)
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現在は特殊な飼育方法で
約5000匹の鈴虫が
一年中きれいな音色を響かせています。
そして大勢の参拝客がこの鈴虫寺を
訪れるもう一つの理由が
こちらのお地蔵さま。
このお地蔵さま、
実はちょっと珍しくて
草鞋を履いています。
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ひとつだけ願い事をすると
お地蔵さまがその人の所まで
歩いてやってきて
その願いを
叶えてくれると言われています。
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![くっすん](https://mukaera.com/wp-content/uploads/2022/01/vlcsnap-2022-01-09-00h55m13s231-150x150.jpg)
第三子を授かりますように…
![くっすん](https://mukaera.com/wp-content/uploads/2022/01/vlcsnap-2022-01-09-00h55m13s231-150x150.jpg)
タレントとしてもっと売れますように…
![くっすん](https://mukaera.com/wp-content/uploads/2022/01/vlcsnap-2022-01-09-00h55m13s231-1-150x150.jpg)
宝くじ当たりますように…
![北川さん](https://mukaera.com/wp-content/uploads/2022/01/vlcsnap-2022-01-09-00h56m01s970-150x150.jpg)
願いはひとつにしてくださいね。欲張りすぎると叶いませんよ~。
鈴虫寺を後にして
強い夏の日差しの中歩き続けます。
気温計を見ると…
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42度!!
照りつける太陽と
焼けたアスファルトで
溶けてしまいそうなほど
暑いです…。
それでも休みながら
善峯寺を目指して歩きます。
ちなみに江戸時代は
今と比べて平均気温が
1.5度ほど低かったようですよ。
アスファルトで舗装されていなかったですし
体感の温度はもっと低かったかもしれません。
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ここからは山道です。
最後の力をふりしぼって上ります。
元々もっと急勾配だった坂道を
善峯寺創建時にならしたのは
猪の群れだったという
言い伝えがあるそうです。
そしてやっと見えてきました、
今回の目的地、善峯寺です。
善峯寺
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ここ善峯寺には
「日本一」と言われる
松の木があるということで
見せてもらいました。
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樹齢約600年、
全長約40メートルの
「遊龍の松」です。
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なるほど~!
確かに龍が遊んでいるようにも見えて
今にも動き出し
天高く昇っていきそうです。
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大勢の昔の人たちが
この松を愛でて
想像を膨らませたのかもしれません。
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