このブログでご紹介している
西国三十三所巡礼も
いよいよ今回が最後の札所です。
今回は奈良県桜井市の
安倍文殊院からスタートします。
安倍文殊院
ここ安倍文殊院の御本尊は文殊菩薩で
快慶作の国宝です。
五体の像は渡海文殊群像と呼ばれています。
その名の通り
雲海を渡り
智恵を授ける為の説法の旅に
出かけている姿を表しています。
じーっと見つめていると
今にも動き出しそうな躍動感と
何ともいえない迫力があります。
ちなみにこの文殊菩薩は
日本三文殊のひとつで、
「三人寄れば文殊の知恵」の
文殊さまです。
続いてやってきたのは
十二柱神社です。
十二柱神社
十二の神様をお祀りしている神社で
相撲のルーツとされる
当麻蹴速と野見宿禰を祖としています。
なので狛犬を支えているのが
小さな力士たちなんです。
なんだか可愛らしいですよね!
スタート地点の安倍文殊院から
約8キロ歩いてきました。
法起院
ここ法起院は
西国三十三所巡礼の
番外札所です。
法起院の境内には
ちょっと珍しい
木があります。
それがこの葉書の木。
古くから葉の裏側に
願い事を書くと叶うと言われていて、
大勢の方がここで願いを書き
祈願しています。
葉書の語源になったとも
言われているんですよ。
くっすんも葉に願い事を書いていました。
いよいよ目的地の長谷寺に到着です。
長谷寺
長谷寺の御本尊は
十一面観音で
その高さは約10メートル。
国内で最も大きい木造の仏さまです。
その存在感は圧巻!
特別拝観の時には
なんと観音さまのすぐ側まで行き
お御足に触らせてもらうことができるのです。
お御足の表面はつるつるになっていました。
きっと大勢の方が訪れて
触れたのでしょう。
それだけ多くの信仰を集めたのですね。
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